企画展『字と図』

この度、中央本線画廊ではカワムラ シュウイチがキュレーションで 企画展『字と図』を開催いたします。


「字と図」

日程: 10月20日(金)~10月28日(日)  (金土日のみ)

開廊: 12:00~20:00

会場 : 中央本線画廊(東京都杉並区上荻4丁目4-6-6)

http://chuohonsengarou.tvvt.tv

オープニングパーティ : 9月20日(金) 19:00~21:00

入場料: 無料

参加作家:  おおさわはる、高濱渉

キュレーション: カワムラ シュウイチ


【展示ステイトメント】

文字とは意味を伝達する為に最適化された記号です。その成り立ちは意味を伝達する絵「ピクトグラム」から始まり、長い歳月の中で伝達に適した形にデザインされ、今日私たちの使っているような形に行き着いたのです。今回、この「文字」を使い表現する作家を2人紹介します。

彼らは書く/描くという行為の中で自らのアイデンティティを表明します。彼らの作品は私たちが日常で触れる文字くらべ可読性が低く、必然的に意味の伝達に遅延を発生させます。一見すると抽象表現のように見える作品、あるいは文字のディテールの方に目がいく作品にも使用される文字に意味があります。その意味を読み解くまでにかかる時間と意味と表現のズレ。その隙間に作品固有の重要なエキスが含まれているのです。

今回紹介する作家たちの試みは、まずフォーマリズムとして現れ、そして時間を置き、コンセプチャリズムとして再度現れます。かつてジョセフ・コスースはフォーマリズムの延長線上に芸術を「文字と意味」にまで還元するコンセプチャルアートを提示しました。しかし、ここで現れるコンセプチャリズムはコスースの定義するコンセプチャルアートとは別の土着的で呪術のようなコンセプチャリズムです。怒り、悲しみのような強い感情を内包したこのコンセプチャリズムは我々に何を問いかけるのでしょうか?


おおさわはる

1997年東京都生まれ

多摩美術大学絵画学部油画科在籍中


髙濱渉

1986年北海道旭川市生まれ

2009年四国大学文学部書道文化学科卒業

左利き。幼少より書道が大嫌い。中学の時、書道に興味が湧き、高校入学を機に書道部に入部する。その後は四国大学文学部書道文化学科に入学し、文字や言葉を使い自分を表現できることに魅せられる。卒業後は地元旭川に帰郷し、展覧会活動や書道パフォーマンス、ワークショップなどを開催し、書くことの楽しさを伝えたいとの思いで活動している。

「輪廻転生」をテーマに文字や言葉持つ意味と存在を追求し、制作を続けている。